今回の記事では、
という悩みをもったあなたに向けて、契約アンペアの料金について解説していきます。
筆者も最近1人暮らしを始めて、出来るだけ節約したかったので電気のアンペア数を40Aから20Aに変更しました。
初期契約時にアンペア数が高くなっている可能性があるので一人暮らしを始めた人は是非参考にしてみてください。
契約アンペア数とは

契約アンペア数とは、電力会社との契約でどれくらい電気量が必要なのかを設定したものです。
アンペア契約となる「従量電灯」プランでは、契約したアンペア数によって同時利用できる電気量が決まります。
また契約したアンペア数によって基本料金が変わります。
もちろん契約アンペア数が高いと同時に利用できる電気量が増えるので基本料金も高いし、逆も然りです。
利用できる電気量を超えるとブレーカーが落ちるし、利用できる電気量に余裕があると払い損になります。
なので自分の家庭状況にあったアンペア数にすることで基本料金の節約になります。
基本料金の例:九州電力の場合
契約アンペア数 | 基本料金:九州電力 |
20A | 594円 |
30A | 891円 |
40A | 1188円 |
九州電力の場合だと、このような基本料金になります。
大体どこも一緒の料金形態だと思いますが、気になったら自分の契約会社の基本料金も調べてみてください。
例えば40Aの契約で1年利用したとすると、1188円✖️12ヶ月=14256円。
20Aの契約で1年利用したとすると、594円✖️12ヶ月=7128円。
基本料金だけでおよそ2倍値段が変わります。
なので節約して少しでも生活費を抑えたい人は、自分の契約アンペア数を見直してみましょう。
契約アンペア数は、ブレーカーのある分電盤を見れば「40A」などアンペア数の記載があります。
わからない場合は、毎月の電気使用料が書いてある検針表や最悪電話で確認してみてください。
1人暮らしに適切なアンペア数は?

結論から言うと1人暮らしなら20Aで充分です。
よく言われる電化製品のアンペア数として、
- エアコン :6.6A
- 電子レンジ :15A
- ドライヤー :12A
同時に使うと6.6A+15A+12A=33.6Aで30A使うから40Aじゃないとダメみたいな記載を見るのですが、一人暮らしをしていて電子レンジとドライヤーを同時に使うときがそんなにありますか?
個人的には、同棲していたり家族がいたりしない限りは20Aで十分だと思っています。
ちなみに筆者は、初期40Aで20Aに変更してから一度もブレーカー落ちていません。
前住んでた人が40Aで契約していてそのままだったので、最初に気づかなかったらずっと払い損でした。
なので、1人暮らしで契約アンペア数が30A以上の人は一度20Aに変更してみましょう。
最悪ブレーカーがよく落ちるようなら再度アンペア数を上げることも可能です。
アンペアブレーカーの取り替え工事は無料なので気軽に電話で変更手続きしましょう。
ただし、アンペア数を下げた場合は1年間それ以上下げられないので変更する際は注意が必要です。
まとめ
まとめると、1人暮らしは契約アンペア数を20Aにして無駄金を使うなという記事でした。
人は1度契約してしまうと、めんどくさくてなかなか契約内容を確認して変更しようと思わないものです。
しかし、長い期間で見ると貴重なお金を自ら垂れ流している可能性があるので、節約できるところは見直して本当にやりたいことにお金を使いましょう。
今回の記事は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。