書評

BORN TO RUNの書評【人は走らなくなるから老いるのだ】

今回はランニング好きのバイブル本である、BORN TO RUNを読んだので簡単に紹介していきます。

結論から言うと、読んでは走ることの概念が変わるくらい衝撃を受けたので全人類に読んでほしいくらいの内容です。

BORN TO RUNのあらすじ

この冒険は、たったひとつの疑問からはじまった。「どうして私の足は走ると痛むのか?」その答えを探すなかでクリストファー・マクドゥーガルは世界でもっとも偉大な長距離ランナー、タラウマラ族に行きつく。その過程でわかったこと―わたしたちがランニングについて知っていることはどれもすべてまちがいだ―メキシコの秘境を彷徨う謎の白馬、現代社会と隔絶して暮らす“走る民族”、素足で峡谷を走り抜けるベアフット・ランナー、数時間走り続けて獲物を狩る現代のランニングマン、過酷な地形を24時間走り続けるウルトラランナーたち、そして、世界が見逃した史上最高のウルトラレース…全米20万人の走りを変えた、ニューヨークタイムズ・ベストセラー。

書評

この本を読んで一番衝撃を受けた言葉が、

”人は老いるから走れなくなるのではなく、走らなくなるから老いるのだ”

人は走るために生まれたと言っていいほど、長距離を走り続けることに長けています。

現代の走らない・運動しない人は、人ではない何かになっている人が多いです。

走りさえすれば、現代の数々の病気は予防できるので健康を維持できるだけではなく、人としての本来の活力を手に入れれるとのこと。

この本で書かれる痛ましい真実として

  1. 最高のシューズは最悪である
  2. 足はこき使われるのが好き
  3. 人間は靴無しで走るようにできている

とある。

実際に、最高級のシューズを履くランナーは安価なシューズのランナーよりも怪我をする確率が123%も高い。

履き古されたシューズの方が、新品よりも足への衝撃が少ない。

シューズを履くのは、足に矯正ギプスをはめるようなものである。

このように今までの靴への常識が覆される衝撃の内容。

結局靴がマイシーズン新商品が出るのは商売のためであって、本当に必要なシューズは安物でも変わらないし、なんなら裸足の方が健康には良い。

ナイキやアディダスなどの有名メーカーの社員ですらも、この事実を知った上で次々と新商品を開発しています。

生きるためならしょうがないと言えばそれまでだが、やはり今の時代「経済成長主義」が行き過ぎている気がする。

僕はもっと楽にシンプルにゆるく生きる生き方を目指す。

試しに裸足でランニングしてみます。

裸足の感覚に近いマンサンダルも作ってみたので興味ある人は是非。

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